EPG-210はRFコム源としても応用できます。出力パルスは25GHz以上の広帯域な周波数成分を持ち、コムの間隔もパルスの繰返し周波数で調整することげできます。RFアンテナの評価等への応用もあります。
EPG-210からの高速電気パルスでレーザや光変調器を駆動することで、数10ps幅の光パルスがで生成できます。電気パルスの17ps以下の高速な立上りにより、20-40Gb/s変調器駆動時は最短約30ps、ゲインスイッチレーザ駆動時は30-60psの光パルスが生成できます。後者の場合はさらにパルス圧縮が可能です。また、モードロックレーザとは違い、シングルショットから数GHzまで自由な繰返し周波数でのオンデマンドパルス生成ができます。
+AH17:AH24レーザのゲインスイッチ駆動では、特に数10psの光パルス生成では電気ドライバパルスの幅よりも立上りが重要です。そのため他社ドライバ(立上り>60ps)では<100psの光パルス生成が難しい。EPG-210は立上り17psを誇り、レーザによっては30ps幅のゲインスイッチ光パルスの生成が可能です。また、EPG-210自体の低ジッタ性と、立上りが高速なだけジッタが抑えられます。
レーザや光変調器で数10psの短パルス列を生成する場合、高速な電気パルスドライバが不可欠です。一般的には20-40Gb/sのパルスパターン発生器が使用されますが、EPG-210を代用することでコストを数分の1に抑えられます。
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